プレゼンシングコーチング

今日のお花：ルクリア
花言葉：優美な人
photo(http://yaesozai.xsrv.jp/wordpress/)



こんにちは



プレゼンシングコーチングのもりともです



これまで「自分の意見を相手にわかりやすく伝え、理解してもらう方法」についてお伝えしてきています。



・パターンを真似る・意図を理解する

を意識して伝えることの重要性をお伝えしました。



今日は



「ペーシング」についてお伝えします。



ペーシングという言葉を聞いたことがあるかたも多いと思います。

「同調」のことです。



誰と同調するのか、何を同調するのか、どのようにして同調するのか・・・さまざまあります。



自分と同調、相手と同調、場と同調・・・



呼吸の同調、動作や仕草の同調、声の高さ（トーン）の同調、話すスピードの同調、視線の位置の同調、

心の状態の同調、生活パターンの同調・・・



これらに合わせていきます。



すべて同じ必要はありません。少し真似るだけでも効果はあります。



では何のためにペーシングするのか。ペーシングするとどのような効果があるのか。



それは信頼関係を築きやすくするためです。

これは安心安全の雰囲気をつくったり、場を提供したりします。



人は同じようなもの、似ているものに対してとても安心感や親しみを感じます。



それを意識的につくりあげ、関係を築き上げていきます。



実は信頼関係をつくるのがうまい方は、ペーシングを無意識的に行っています。

なので、本人も相手もとても自然に心地よく過ごせます。

セミナーや講義などで場を引き寄せるのがうまい方も、場とのペーシングがうまい方です。

自分の意見や考えがすんなりと相手に伝わります。



あなたもペーシングを知り、効果的に活用したいと思ってきていますね。



自分の意見を相手にわかりやすく伝え、理解してもらうために

もっとも簡単なペーシング方法は

話すスピードを相手に合わせることです。

相手の方の話すスピードが早い場合は、自分も早く話します。

ゆっくりな方には、同じようにゆっくりのスピードで話します。

相手の方のスピードと同じになったら、徐々に自分の話しやすいスピードにリードしましょう。



つぎに

話す声の高さ（トーン）を同じにしてみましょう。

声が高い方には自分も高めのキーで話してみる。

声が低い方には自分も低めのキーで話してみる。



姿勢を真似ることもいいですね。

前かがみになっている方なら自分の姿勢もすこし前かがみにとってみる。

上を見上げて話す方なら、自分も上を見上げてみる。

手を動かす方なら、自分も動かしてみる。




大勢の前で意見をいう場合のときは

その場のキーマンとペーシングすることや、

その場全体に意識を合わせペーシングします。




呼吸を合わせることは、いつでもどこでも誰にでもできます。

相手の肩の上げ下げや、胸郭の動き、おなかの動きなどで相手の呼吸が眼でみえることがあります。

相手が息を吸っているときに自分も息を吸い、相手が息をはいたら自分も息をはく。

これをしばらくしているだけで、相手との関係が変化することがよくあります。




自分の意見を伝えるとき、相手にペーシングするだけで、今までとは異なった結果が生まれることにきがつくでしょう。







いままでお伝えした3つの要素

・パターンを真似る・意図を理解する・ペーシング

これらを組み合わせ使っていくことで

「自分の意見を相手にわかりやすく伝え、理解してもらう」ことがより効果的にできるようになります。



どのような効果がでるかワクワクしますね。



ぜひやってみてくださいね。



明日は「相手の意見を理解する方法」をお伝えしますね。





今日もあなたがあなたらしくすごせますように